乏精子症・無精子症の治療内容
2022年7月2日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
今日は治療内容についてです
軽度~中等度の乏精子症の場合、原因がわかっていればその病気の治療を行う必要があります
特に問題になるのが精索静脈瘤です
これは、手術で改善することがあります
治療をすることで自然に妊娠できる可能性は向上します
高度の乏精子症の場合は、初めから生殖補助医療(ART)が選択されることが多いと言われます
閉塞性無精子症の場合は、パートナーの女性に不妊因子がない場合は精路再建術を考えます
パートナーである女性にも不妊因子がある場合や、パートナーが高齢の場合は顕微受精を前提に精巣内精子採取術(TESE)を検討します
非閉塞性無精子症の場合は、薬物や発熱の影響の場合は自然回復や薬物療法による治療を考えることもあります
ですが、それも難しい場合は精巣内精子採取術(TESE)が唯一の治療法であると言われています。精子の採取率は概ね30~40%と言われています。
男性不妊のことも考え、なるべく早くの受診をしていただけたらと考えています。どこに受診に行けばいいのかわからない場合は、泌尿器科への受診をお勧めしております。