卵巣過剰刺激症候群
2022年6月18日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
今日は、排卵誘発剤からの症状が時々出現する患者様がいることもあり、卵巣箇条刺激症候群についてお伝えしようかと思います。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)とは、排卵障害の治療の際に行った医療行為で出現する病気です
排卵誘発時や、生殖補助医療(ART)の為の調節卵巣刺激をするときに、排卵誘発剤を投与します
その際、過剰に刺激された卵巣が、排卵後の黄体化するときの過程で腫大してしまいます
すると、血液電解質バランスの異常や、血液濃縮をおこしてしまい、様々な症状が出現してしまいます
例えば、胸水・腹水の貯留や、おしっこが出にくくなる(乏尿)、最悪の場合は血栓症や腎不全を起こすこともあります
そのため、呼吸がしにくくなる、おしっこが出にくい、お腹が張れてきたといった症状が出たら、すぐに受診をしてください
ほかにも、足や手などの細い血管の多い部分で痛みがあったり、むくみがひどかったりする時もすぐに病院に受診にいってください