多嚢胞性卵巣症候群❷

こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。

昨日の続きです。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の特徴として、思春期~更年期や老年期まで様々な世代に渡って出現する症状ということです

思春期では、月経不順やニキビ、毛深くなる、肥満傾向等が問題になってきます

そして、成長し結婚してから問題になることとしては、不妊症、不育症、妊娠糖尿病などの症状が問題になってきます

年齢を重ねていくと、今度はメタボリックシンドローム、糖尿病、脂質異常症、心臓や血管に関わる合併症が多くなります

そして、無月経が続けば、子宮内膜癌への注意が必要となります

特に肥満傾向の人の場合、血糖値を正常に戻してくれるインスリンの働きが、効きにくくなることがあります

これは、男性ホルモンであるアンドロゲンの増加が影響していると考えられています

そのため、糖尿病といったインスリンに関わる病気が合併症として出現する可能性があるのです

不妊症以外でも、一生にわたって症状が出現する可能性がある病気です