多嚢胞性卵巣症候群 ❶
2022年6月15日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
今回から多嚢胞性卵巣症候群についてお伝えしようと思います
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、婦人科の内分泌疾患の中で最も頻度の高い病気です
生殖できる年齢の女性の5~10%にみられるといわれています
日本産科婦人科学会生殖内分泌委員会によるPCOSの診断基準は
1.月経異常
2.多嚢胞卵巣
3.血中男性ホルモン高値
もしくは
黄体形成ホルモン(LH)高値・卵胞刺激ホルモン(FSH)正常
この3つを全て満たす場合に、多嚢胞性卵巣症候群と診断されます
1の月経異常は、具体的には無月経・揮発月経・無排卵周期症です
ほかにも多嚢胞については、少なくとも片方の卵巣に2~9mmの小胞状卵胞が10個以上存在するとされています
月経異常以外は、あまり自覚症状がありません
そのため、忙しくなってしまうと、そのまま時間だけが流れてしまう事がよくあります
月経異常は、女性特有の体のHELPサインです
婦人科への受診は早めに行くのがおすすめです