多嚢胞性卵巣症候群 ❶

こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。

今回から多嚢胞性卵巣症候群についてお伝えしようと思います

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、婦人科の内分泌疾患の中で最も頻度の高い病気です

生殖できる年齢の女性の5~10%にみられるといわれています

日本産科婦人科学会生殖内分泌委員会によるPCOSの診断基準は

1.月経異常 

2.多嚢胞卵巣 

3.血中男性ホルモン高値

  もしくは

  黄体形成ホルモン(LH)高値・卵胞刺激ホルモン(FSH)正常

この3つを全て満たす場合に、多嚢胞性卵巣症候群と診断されます

1の月経異常は、具体的には無月経・揮発月経・無排卵周期症です

ほかにも多嚢胞については、少なくとも片方の卵巣に2~9mmの小胞状卵胞が10個以上存在するとされています

月経異常以外は、あまり自覚症状がありません

そのため、忙しくなってしまうと、そのまま時間だけが流れてしまう事がよくあります

月経異常は、女性特有の体のHELPサインです

婦人科への受診は早めに行くのがおすすめです