早発卵巣不全の予防・治療法 ❷
2022年6月14日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
今日は、特に最近注目されている治療法についてです
早発卵巣不全の患者さん自らの卵子で妊娠が可能となる卵胞活性化療法(IVA)が注目されています
残存している休眠原始卵胞の数がかなり少ないため、活性化が起こりません
残存している卵胞刺激ホルモンに依存しない小卵胞が偶発的に発育することがありますが、その制御は不可能でした
卵胞活性化療法では、卵巣皮質組織を体外培養し、休眠原始卵胞を人為的に活性化します
さらに、卵巣皮質を細切りにして小卵胞の発育を促進します
この2つの作用で閉経した早発卵巣不全の患者さんの卵胞発育を再生し、妊娠へと導きます
手術は腹腔鏡手術を行います。詳しいことは、受診している病院に聞くと、色々詳しく教えてくださると思います
この卵胞活性化療法は、実際に妊娠・出産例が全世界で少しずつ出てきています
今後、広がっていく治療法かと思っています