早発卵巣不全❷
2022年6月12日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
早発卵巣不全を詳しく説明しようと思います
女の子は、お母さんのお腹の中にいたころから卵子の元(原始卵胞)を卵巣の中で作っています
生後は、卵子を1から作ることはなく、休眠状態となって閉経の時期まで長く保存されます
思春期の頃になると、20~30万個の卵胞が存在します
そして、加齢とともに少しずつ減少します
月経ごとに数百個の原始卵胞を活性化し、成熟し排卵します
早発卵巣不全では、お母さんのお腹の中にいたころからの卵胞形成不全が影響すると言われています
ほかにも、病的に卵巣内の卵胞が急激に減少することによって起こるとされています
卵巣内の残存卵胞数が1000個以下にまでなると、原始卵胞の活性化が起こらなくなり、排卵障害となります
卵胞顆粒膜細胞で作られるエストロゲンが不足してしまい、子宮内膜が増殖できずに無月経となってしまいます
明日は、早発卵巣不全の予防や治療法を伝えられたらと思います