不妊の男女比について
こんにちわ!Cicogna(妊活のチコーニャ)加賀です!
今日は男性をメインに置いた記事となります。
不妊の男女比について、
WHO(世界保健機関)の報告では、不妊治療の原因のうち
女性のみが原因 : 41%
男性のみが原因 : 24%
男女ともに原因 : 24%
原因が不明 : 11%
と、なっております。
つまり、男性にも原因がある可能性は
24%(男性のみが原因) + 24%(男女ともに原因) =48%と
不妊で悩む全カップルの半分近くとなります。
その計算で行くと、女性に原因がある可能性は
41%(女性のみが原因) + 24%(男女ともに原因) =65%と
なります。
不妊治療のメインは女性という風潮がありますが、
男性にも原因があるということは、男性にも不妊治療のサポートが必要になるということです。
男性不妊については、精神的な問題(勃起障害など)も多くあると言われています。
ですが、それだけではなく、睾丸の働きに関わる温度や柔らかさも影響していると言われています。
男性の睾丸が体外にあるには理由があります。
体温より睾丸の温度が約3℃ほど低い温度がベストと言われています。 逆に、体温より1~1.5℃程高くなると、精子の働きが低下すると言われています。
タイトな服や、下着が影響するとも考えられています。運動も関わりがあります。男性は女性に比べると筋肉量も高く、発熱しやすいのも確かです。
ほかにも、ノートパソコンなどの熱源を膝に置いたり、車の運転で睾丸の温度が変化するとも言われています。
ですが、生活リズムや仕事など、すぐに大きく変化させることは難しいです。そのため、精神的な負担軽減や、熱が体にこもらず放熱しやすい体質への改善を考えていきたいです。
体質改善など、お二人で悩まれている際にはぜひともご相談ください。 生活習慣などを確認しながら、妊娠しやすい体に整えるため、一緒に考えていきましょう!