多嚢胞性卵巣症候群❸
2022年6月17日
こんばんわ!大阪の吹田で不妊・妊活専門自費リハビリを行っています。Cicogna(妊活のチコーニャ)の加賀です。
多嚢胞性卵巣症候群についてはこちらで最後になります
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、とても頻度が高い病気です
月経不順のある女性は、一度婦人科を受診することをお勧めしています
卵巣に多嚢胞があっても、全てがPCOSというわけではありません
ですが、可能性があるということは、将来の自分の健康管理にもかかわってきます
治療としては、お薬がメインとなります
月経を調整したり、排卵障害には排卵しやすくしたりします
ほかにも、腹腔鏡で卵巣に小さな穴を開ける卵巣多孔術という治療法も有効とされています
ですが、このような方法でも妊娠できない場合、体外受精・胚移植の適応となります
良好な卵子の数は、PCOS患者さんも、一般婦人も同じ程残っていると言われています
実際の妊娠率もどちらも同じくらいです
そのため、多くの患者さんは体外受精を行っています
妊娠力を上げるためにも、母体の状態も良くしていく必要があります
治療法はあります
あきらめず、一緒に頑張っていきましょう