40歳ご夫婦のからだやこころ
2022年5月11日
40歳で初めて出産した女性は、育児期にも様々な困難に直面することが多くみられます。
産後は心身共にリスクが高くなる傾向があります
特に、高齢初産婦さんは、妊娠中には
体調不良・疲労・睡眠不足・育児不安など、身体の負担や心の変化に対応しにくくなります。
そして産後は心身ともに不安定になりやすいように感じます。
ソーシャルサポートの体制が整っていれば、うつを予防できる可能性があります。
ですが、夫も40歳代と考えると
・・・
仕事での役割もあり、就業時間が週に60時間以上になることもあります。
男性の育児に対する考え方も変化しています。
今は「育児を分担して積極的に参加すべき」という考え方が主流ですが、
昔は「許す範囲内で育児すればいい」という意見が多い、そんな時代でした。
夫も仕事が多忙で、妻も心身ともに不安が多い
お互いの気持ちをすり合わせるにしても、お互いの時間や考え方のすれ違いもあったり
夫婦どちらも気持ちに余裕がないとお互いを支えあうことも難しくなります。
不妊治療は「うれしい」と「かなしい」といった良い・悪い感情の起伏が激しく、メンタルにかなりの負担がかかりやすいです。
だからこそ、社会のフォローの大切さが理解できるとともに、フォローの足りなさも痛感してしまいます。
お話だけでも気分転換になることもあるかと思います。
気持ちを切り替える場所があることが少しでも助けになればと思います。